2015.06.26
スタッフブログ
道東の名山斜里岳へ
みなさまこんばんはkeikoです。
すっきりとしないお天気の今週。今日も1日どんよりしていました。青空よ戻ってきて~
さて湖岸ではモンカゲロウが羽化していますが、それを狙ったツバメも飛び回っているそうです。6月の阿寒湖を楽しみに来られている釣り人泣かせですね。みなさま負けずに頑張って~
さて先日山友たちと清里町にある斜里岳へ行ってきました。斜里岳(しゃりだけ)は百名山や花の百名山と言われている道東を代表するお山。初斜里岳の山友たちと人気の旧道コースから登りました。もちろん天気はあいにくの空模様。。。どうなることやら。
前情報では今年は例年になく残雪が多く雪渓が危険と・・・
雪渓歩きは慣れている私ですが、斜里岳では初めて・・・川と滝が行く手を阻みます。どこが落とし穴になっているのか恐る恐る進みます。
もろくなった雪のブリッジ、水量の増した渡渉、これだけでも十分アドベンチャー。
残雪期は難易度が上がり、道外から来られた登山グループの方々は「雪渓でコースが取れなくて、藪こぎなので新道から登りなおします」とすれ違う。
何とか条件に恵まれ上二股までくると胸突き八丁は雪渓。
さてそのころになると突然雲が流れ始めたではないか。
青空も見え始めると俄然やるきが出てきます。さすが花の百名山。キバナシャクナゲをはじめ高山植物がここかしこに・・・
頂上直下の登りも青空に背中押されて進みます。
そして頂上到着ー!「やったー!」と感極まって叫ぶ。
眼下には一面雲海、彼方には知床連山と国後島。ブラボー! さすが斜里岳!の絶景です。
旧道は下りに使うと危険なので新道を使うことに・・・
熊見峠を下りて下二股に着くころにはまた雲の下に入る。
雪渓ではお天気次第でコースも見えにくくなりますので、充分にお気を付けくださいませ。
いつもは人気の名山も残雪期は特に足元に気を付けてくださいね。もちろん安全で楽しい登山のためにはその時々に応じた装備も必要です。
斜里岳へは阿寒湖からお車で2時間弱ほど、みなさまもぜひお出かけになってみてくださいね。残雪が消えたころならとっても楽しいお山になっていることでしょう。
今日もご訪問いただいたお一人お一人に感謝いたします。
『ありがとうございます。』
北海道釧路市阿寒湖温泉ニュー阿寒ホテル keiko